起業していましたが、個人事業主になりました。

フリーランスのエンジニアという肩書きで今は食っています。そういうわけでお仕事を募集しています。

本来であれば、もっと体裁を整えてきちっとやろうと思っていたら年が明けてしまったので、とりあえずお知らせをば。

持っている技術

  • サーバサイドプログラム(Rails, Sinatraなど)
  • iPhone, Android アプリ開発(Objective-C, Titanium Mobile)
  • Webフロントエンドコーディング(Html5 & CSS3)
  • Webフロントエンドプログラミング(ActionScript、JavaScript, jQuery, Backbone.js)
  • 企画を作ったり、アイデアを出したりします
  • デザインもやります
  • サーバ管理

ウェブサービスを作るためのプロセスをデザイン、フロントエンド、サーバプログラム、サーバ管理まで全部ひとりでとりあえずやれる、という点が少しウリです。なんでもご相談ください。

こんなお仕事ができます

  • ウェブサービスの構築
  • 企画・デザイン
  • Railsを使ったサーバサイドプログラミング
  • FlashやJavaScriptを使ったフロントエンドプログラミング
  • 新規ウェブ事業のプロトタイプ作成
  • iPhone、Androidアプリ作成

自分ひとりで素早くウェブサービスを作りたいという気持ちから、アイデアが固まってからとりあえずの形まで持っていくのがわりと得意ですので、プロトタイプ作成といったお仕事があると嬉しいです。あとはRails絡みのWebサービスのリソースが足りない時や、ちょっと込み入ったJavaScript書いてくれーみたいなお仕事をいただくことが多いので、そういうご相談も是非。

iPhoneとAndroidアプリは、基本Titanium Mobileになると思います。iPhoneとAndroidで同じアプリを作らなきゃならないよー、という時もご相談のります。

うちの家内が

せっかく仕事の募集をしているので、うちの奥さんの宣伝も・・。ちょこちょこ宣伝しているのですが、うちの奥さんはアニメ作家です。普段はFlashでアニメを作っているようです。NHK教育のみんなの歌だったり、NHKミニミニ映像大賞ファイナリストだったり、SMAPxSMAPのブリッジを作ったり、アニメべるぜバブDVDの特典映像を作ったり、WebサイトのPRアニメ(,,)を作ったりしています。

ウェブサイトや製品の広告アニメは基本的に企画から作っているので、そういったお話があればご相談ください。

連絡先

  • mitsuru.haga@gmail.com
  • twitter : @func09

まで、よろしくお願いします。

別に仕事じゃなくても、飲みたい、会ってみたい、勉強会があるんだけど、アニメや漫画の話がしたい、などのお誘いもお気軽にどうぞ。すごく非コミュですが、誘われればがんばります。

Posted in 日記 at 1月 10th, 2012. No Comments.

Androidアプリの開発用端末にSonyのNW Z1000 16GBを買いました。

この機種はいわゆるウォークマンなのですが、Androidの2.3.4が載っています。

カメラと電話がついてない事を除けば、それ以外は普通のAndroid端末なんじゃないでしょうか?

Amazonで2万3千円でした(2012/01/06現在)。

アプリを開発しようと思ったら、やっぱり実機が1台ないと話にならないのでいろいろと検討をしていました。

みなさん開発用の端末はどうしているんでしょう? 僕は宗教上の理由でAndroid携帯を持つ予定が無いので回線なしで安く手に入るAndroid端末を探していました。

Androidの携帯を普通に買うと、端末だけで5万とかするし、キャリアによっては2年縛りとかあったり、なんか面倒くさいので iPod touchみたいに安くて気楽に買い換えていける開発用に向いた端末を探していました。

で、SonyのウォークマンがAndroid搭載したという事で買ってみたのです。

こんな感じで、普通に開発したアプリがインストールできました。

開発用端末にするまでの設定はこちらを参考にさせていただきました。

taking screenshot on NW-Z1050

http://totoro.ws/blog/2011/12/taking-screenshot-on-nw-z1050.html


追記:2012-01-07
結構反響があったみたいです。みんな iPod touch 的なAndroid端末を欲しているということでしょうか。個人的にはSonyさん始め各メーカーさんにがんばっていただいてカメラ付きのものを出してもらいたいなぁと思います。

それから中古の端末を買った方が良いというご意見をたくさんいただきました。やはりその辺が無難な買い方なんでしょうか?中古端末も検討はしましたが、秋葉原とかまでいって探す行動力を持ちあわせていないので、クリックひとつで買えることの方を重視しました。

ここならこんな端末がこのくらいで買えるよ!という情報をお持ちの方は、よかったらこの記事のコメントに寄せていただいて、みんなで共有できるといいんじゃないかなぁと思います。

Posted in 日記 at 1月 6th, 2012. 5 Comments.

クラウドソーシングサービス「ランサーズ」さんのサイトがリニューアルしました。
うちの奥さんがプロモーションムービーを作成させていただいています。

lancersプロモーションムービー
http://gaya-anime.com/archives/642

新しいサービスや、新しい事業でプロモーションムービーを作りたいという方がいらっしゃいましたら、 是非ガヤアニメをごひいきに。

連絡先:

@func09 -> mitsuru.haga@gmail.com
@ai1017 -> gaya1017@gmail.com

Posted in うちの嫁, 日記 at 12月 20th, 2011. No Comments.

はじめに

無印良品の家具を使った収納のアイディア画像・写真集 というページがあったので、これからの大掃除シーズン、収納を整理整頓した後に使えるテクニックを書いてみます。

我が家には無印のポリプロピレン系の収納がものすごいたくさんあります。

シンプル、半透明でマットな質感が良い、そこそこ安い、規格がいろいろある、何年か経って揃えたい時に規格が残っている可能性が高い

などの理由で無印の収納ばかりになってしまいました。

あまりにも無印収納だらけで、中に何が入っているのかひと目で判断できないという問題を解消するために、我が家でやっている簡単ラベリングを紹介します。

対象者

  • 無印のポリプロピレン収納が多い人
  • パソコンとプリンタ持ってる人

です。

メリット

  • 家にあるもので作れる
  • コストが低いので、気兼ねなく作れる
  • パソコンの豊富なフォントが使える
  • 綺麗に印刷できる
  • 貼りやすく剥がしやすい
  • 意外と耐久性がある

デメリット

  • 自分で印刷してカットする必要があるのでちょっとメンドい
  • 紙によっては安っぽくなる
  • テープの規格に準拠するので大きなラベルは作れない

という感じです。

必要なもの

  • パソコン
  • プリンタ(なければネットプリントでも可)
  • はさみ
  • メンディングテープ
  • カッターと定規とカッターマット(無くてもいいけど、あると良い)

このラベル作りのキモは「メンディングテープ」です。

  • 貼るとテープがほとんど見えなくなるから、テープが目立たずに仕上がりがきれい
  • 表面はつや消し加工されているから光らず自然
  • 貼ってすぐなら、テープの貼り直しが可能

と、セロテープよりも使い勝手、質感が良く、いろんなところに貼ってみたところ無印のポリプロピレンの半透明具合とマッチするので、家にメンディングテープが無ければ、買ってみてください。

つくり方

まずパソコンで印刷するためのラベルを作ります。

今回はMacのPagesを利用しますが、Microsoft系のソフトでもできるんじゃないかなぁと思います(この記事で用意しているPagesのひな形は使えませんので各自で作ってください)。

1.ひな形をダウンロード(もしくはゼロから作る)

Pagesのひな形をここから(https://github.com/func09/Simple-Label-for-Muji/zipball/v0.1)ダウンロードして、「label.pages」 を開きます。

5cm×1.2cmの四角に文字が入ったものが並んでいるだけです。

2.収納してあるモノの名前を入力

中に何が収納してあるのかわかるようなラベル名を入力していきます。

文字サイズは15〜18ptくらいが視認性が高くて良いと思います。

3.印刷する

家のプリンタ、もしくはネットプリント、もしくはオフィスのプ(自粛)で印刷してください。

モノクロ、普通紙でOKです。拡大率は100%にします(この画像では用紙サイズに合わせるのチェックを外す)。

4.線にそって切る

ハサミで切ってもいいですが、カッターで切るのが早いです。写真のようにカッターマットがあると良いです。100円ショップで購入。

5.メンディングテープで貼る

メンディングテープを使って、切った紙を覆うように貼ります。

こんな感じ。

ボケてて全然わかりませんが、ポリプロピレンの質感とメンディングテープの質感が完全に一致してます。昔売ってた無印の透明な付箋がメンディングぽい素材だったので、メンディングテープは無印素材と言っても過言ではないでしょう。

6.完成

相変わらずボケてますが、中に電源タップが入っていることが一目瞭然だ!

これに至るまでの経緯

ここに至るまで、いろんなラベル作りに手を出しては、なんかイマイチ。。を繰り返していました。

  • 付箋(すぐ剥がれるので、仮ラベルとして今も利用)
  • ラベルシールに手書き(字が汚いと残念な感じになるので却下)
  • ラベルシールにスタンプ(お洒落だがめんどくさい)
  • Dymo(高い、メンドい)
  • パソコン+ラベル台紙(高い、専用ソフトが使いづらい)

というような感じで、決め手がありませんでした。

テプラ的なものを買ってみようと思ったのですが、あのテラテラしたテープにジャギジャギのフォントがオフィスっぽくてイヤだったし、初期投資もかかるので手を出せずじまいでした。

そこで、プリンタで普通紙に印刷して自分で切って、メンディングテープで貼るという手法を思いついてやってみたら、我が家の収納の大部分をしめる無印収納にピッタリだったというわけでした。

おまけ

ダウンロードファイルの中には、Pagesが使えない人用にHTMLのひな形が入っています。HTMLがわかる人はこっちの方が簡単かも。

さいごに

メンディングテープとプリンタで作るラベルのつくり方でした。

気兼ねなく何度でも作って貼って、気に入らなければ綺麗に剥せるのがとても気に入っています。普通紙じゃ安っぽすぎるという場合は、ちょっと高めのファイン紙なんかで試してみてもいいんじゃないかなぁと思います。

これからの大掃除シーズン、整理整頓したついでにいかがでしょうか?

Microsoft版のひな形を作ってくれる方、Pull Requestお待ちしております。

https://github.com/func09/Simple-Label-for-Muji

Posted in 日記 at 12月 14th, 2011. No Comments.

はてブされているローカルの開発環境URLをリストアップしてみた。 みんな暇だなぁ。

Posted in 日記 at 12月 12th, 2011. No Comments.

先日、アニメ友達兼プログラマ仲間の @mochiz からお歳暮が届きました。ありがとうございまーす!

ガンプラ、それもジェノアス。。

ガンダムエクシア風なマッチョな下半身に、ノッペリした顔のアンバランスさが、量産機の力強い哀愁を感じさせます。

道具を揃えました

ゲート処理くらい、僕だってやれるんだ・・・

まだ足しかできてません。

大人になるとパチ組みすら1日で終わらないんですよねぇ。。

Amazonのウィッシュリストを共有しあって、友達同士プレゼントするのは楽しいですね!もっとやれ!

参考:

@mochizからアマゾン経由で誕生日プレゼントが届きました

誕生日プレゼントにDXバースドライバーをいただいたので変身して自宅の平和を守ってみた

Posted in 日記 at 12月 7th, 2011. No Comments.

はじめに

来る12/9にIDEA HACKS!2.0 という本が出ます(書いてるのは2011/12/07)。 2006年に発売されたIDEA HACKS!という、日本のライフハック本の先駆け的な本の続編がいよいよ登場するのです。

どういうわけか、IDEA HACKS!2.0の発売記念ブロガーイベントに著者のお一人である、小山龍介氏にお招きいただきまして、美味しいお酒と料理と発売前のIDEA HACKS!2.0を頂いてまいりましたので、僕がブロガーであるのか?という根本的な話はおいておいて、空気の読める大人だと思われたいのでレビューを書きたいと思います。

発売前のIDEAHACKS!2.0の他に、手帳も貰っちゃいました。

リア充のススメ

僕はIDEA HACKS!2.0 という本を読んで、これは「リア充のススメ」だと思いました。 僕がこの本で感じたリア充感とは・・

  • プライベートの充実
  • 献身の精神

の大きく2つです。プライベートが充実してて、ボランティア精神にも溢れてて、仕事もできちゃうそんなイメージです。

クリエイティブなアイデアの源は、リア充な生活にある。なんて事はこの本には書いてないですけど、超訳するとそういう事なんじゃないかなぁと思いました。

プライベートの充実

6章、「人生を豊かにする複数キャリアハック」では、仕事ばっかりの競争思考はとても脆弱だぜと言います。

「僕たちは無意識にキャリアというものが「一本道」であるかのように考えています。草原をひた走る「単線」の線路のようなイメージです。実はこの「単線キャリア」発想が多くの弊害を生み出しているように思います。例えば、就職活動で一流企業に入れなかった学生が自殺してしまう悲しい事件や、会社の出世競争に負けてリストラされてしまったサラリーマンの話。単線であるが故に、逃げ道がない。失敗したら、設定した路線から外れて生きる意味をなくしてしまう。」 (中略) 複線化しておけば、仕事がうまく行かないときは、「プライベートで楽しいことがあったから、いいや」とうまく割り切れますし、逆にプライベートがぼろぼろのときは、仕事に打ち込んで気持ちを切り替えられます。複数の人生を同時に楽しんでいれば、一本、うまく行かなくても、気持ちをプラスに切り替えることができるのです。

ライフワークバランスの話だと思いますが、知ってる人は当たり前のように知ってるけど、知らない人はホントに気づかない。そんな話。仕事術中毒患者を生むのに多少影響しただろうHACKS!シリーズの最新刊に、その処方箋があることに驚きです。症状の疑いがある人はすぐ処方してください。

人生に保険をかける意味でもプライベートは大事だし、IDEA HACKS!2.0 は癒しにとどまらず、そのプライベートを充実させて、仕事に還元するライフハックまで提供します。プライベートを創造的に楽しむことで、仕事にもクリエイティブな発想法が生かされ、それがプライベートで生かされ・・、延々と続く相互関係が生まれる的な事が書いてあります。

スーパー個人の時代といわれる、個人のクリエイティブな活動で食っていけてしまう時代が到来しつつあるのを、僕らは薄々感じています。なのでプライベートも立派な投資になるから、今はプライベートを充実させやすい時代であるんじゃないでしょうかね。

献身の精神

献身の精神もまたクリエイティブな発想の源になると、著者の小山氏は3.11以降の自らのボランティア活動から感じたようです。

献身の心がクリエイティブに繋がるとはどういうことでしょうか?ちょっとジョブズの言葉を引用してみます。

「知ってるとは思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。私たちは他人の作った服を着て、他人の作った言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私達は常に何かを受け取っているということです。そしてその人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です。」

人間は誰もが他者によって生かされているので、そこにお返しするのは当たり前の事だという献身の姿勢が根底にあるのがわかります。

「この2.0においては、その人の献身によって、業界や社会といった「場」を豊かにすることで、自分も結果的に豊かになるという新しいアプローチを提案します。」

スキル至上主義を捨てて、自分の利益だけを考えるのでなく、周りを良くしようというスタンスで居続けることで、運を掴んだり、結果的に自分の利益にも繋がる。情けは人のためならず。

僕の周りでいうと、プログラマーという人種は貢献気質なハッカー文化が根付いているので、いい奴らが多いし、オープンソースに貢献している人ほど良い仕事をしていると感じます。スキルがなくても貢献できる方法がいろいろあるのも優しいなぁと思います。

僕自身もこういった献身の姿勢はモノ作りに必要不可欠だと考えていました、利益ばかりを考えたモノはすぐわかりますよね。消費者を騙して稼いでやろうってなモノなりアイデアは透けてみえるので、作り手としても消費者としても興ざめします。

僕の好きなプロダクトに「エネループ」がありまして、今は亡きSANYOのThink GAIAというプロジェクトから生まれています。Think GAIAのビジョンは「未来の子供たちへ美しい地球を還そう」です。年齢のせいか僕はこのフレーズを見るたびに目頭に熱いものがこみ上げてきます。「贈ろう」ではなく「還そう」です、SANYOはなんて自己主張のない企業なんだ・・だからなくなっちゃったのか。

SANYOのこういった発想は、「どうやったら儲かりますかね〜?」みたいな会議から生まれたんじゃなくて、ユーザーが何を求めているか?何に共感してくれるのか?そこにSANYOがどう貢献できるのか?といった献身的な発想があったんじゃないかなぁと勝手に想像しています。

さいごに

今年アップルのスティーブ・ジョブズが無くなり世界中に大きな悲しみを与えると同時に、ジョブズの凄さ分析、再確認する流れ があったと思います。IDEA HACKS!2.0 は帯に「10分でアナタもジョブズになれる!」と煽ってはいますが、ジョブズのようなクリエイティブなアイデアを発想するにはどうすればいいの?という疑問への解答のエッセンスがきっちり含まれている本だと思いました。

ジョブズもプライベートが充実していて、献身的な心を持った人物(http://anond.hatelabo.jp/20111031223226)だったようなので、良いアイデア=みんなの共感を生むアイデアを作るには自分が人間的に満たされている状態を目指す、というのはあながちハズレではないと思いました。

そんな事考えたことも無かったわ〜、思った人はIDEA HACKS!2.0をきっかけにしてみてはどうでしょうか?

Posted in 日記 at 12月 7th, 2011. 1 Comment.

童話(絵本)と子供

うちの子が1〜2才の頃、熱心に絵本を読んでた。
特に「ノンタン」シリーズは、明らかに他の絵本とは食いつきが違っていて、何度も何度も読むように親はせがまれたものだった。
そろそろ4才になる今でも絵本大好きっ子で、親としても嬉しいんだけど、どうして字もわからない、言葉も少ないあの時期ノンタンだったのか?それがとても不思議だった。ノンタンは大人が読んでもかなり面白いのもさらに不思議だった。
とか考えているうちに、子供は大人と比べると知識が少ない分、ピュアというか、大人には通じるテクニック(パロディとか)が効かないこともあるはずなので、もっと低レイヤーな技術が使われているんじゃないかと考えた。
誤解を恐れつついえば、Javaみたいな高級言語は理解できないけど、アセンブラみたいな低級言語を理解するのが子供みたいな。。違うか。

きむら式童話のつくり方

そこで絵本や童話の書き方について書かれた本を何冊かあたってみて、当然夢や希望にあふれた子供のための絵本作りを提唱する本がある中、これはと思ったのが木村裕一氏というミリオンセラー童話作家の(キム兄じゃなくて、あらしのよるに の作者)が書いた「童話のつくり方 (講談社現代新書) 」という本。木村氏は「子供のため」に書いてはいけないという。
「子供のため」と言えばなんとなく聞こえはいいが、大人が「君たちは子供だからこういうものを喜ぶんだろう」みたいな与え方をするのは、かえって子供をバカにしているように思う。それは、文字通り「子供だまし」というものだ。子供だましは必ず子供に見抜かれる。(P19)
Oh..親としてちょっと耳が痛い。。でもこういう考え方は宮崎駿やスティーブ・ジョブズが持っていた仕事に対する考え方と同じだ。駿はコクリコ坂の試写会で、主人公の海ちゃんが階段を駆け下りるシーンを見て激怒したという。膝が曲がっていない描写が人間の骨格としてありえないらしく、アニメーターの力量と恐らく気づかなかった吾郎にたいして怒っていたようで、「そういうところを客に見抜かれる」と言っていたらしい(ソースはここなので信ぴょう性はわからないけど言いそう)。ジョブズはユーザーが普段見ない基板の美しさにまでこだわったし、Apple Storeのドアノブのデザインに、納得するまでものすごい時間と金をつぎこんだらしい(NHKのクローズアップ現代で元日本Appleの社長が言ってた気がする)。
木村氏もまた子供をお客さんとして、最大限楽しませることを信条に童話を書いているようだし、さらには
自己満足のために書くのなら、特別なことをしなくてもそのままでオーケー。次に、それをどうしたら他の人が読んでもおもしろい作品になるように書けるのか。その方法を、これから具体的に考えていこうと思う。(P26)
他の人を喜ばせる方法論まで教えてくれるという、絵本や童話はセンスだけで書かれていると思いがちだけど、子供が喜ぶ方法論に基づいて書かれている童話もあるんだ。そして童話とか読んだことないと言いはる著者がミリオンセラーの童話をどういう手法で生み出しているのか、童話を書く予定が無くてもちょっと知ってみたくなるわ。

童話の「質」とは何か?

何度も読み返したくなる本にはストーリーや構成とは別の「読む快感」を持っていると木村氏は言う。以下引用。
繰り返しとリズム
「繰り返し」が実は、「おもしろい」という感覚を、ダイレクトに呼び起こす働きをするからだ。
子供の本に出てくる文は、必ず繰り返していく。はじまりは同じだが、ただ繰り返していればいいってものではない。また同じかなと思うと、「ちょっと」違っている、そこにおもしろさがあるのである。(P106)
引っ掛かりと逆転
文章に快感を生み出すために欠かせないものがある。それは言ってみれば「引っ掛かり」。
引っかかるところが必要なのである。流れというのがあるのだけれど、最後まで流れちゃうとなにも残らない。流れの中で、四分の三ぐらいにちょっと引っ掛ける。その引っ掛け方がポイント。(中略)構成の上で、「逆転」を非常に効果的に使っているものといえば、なんと言っても時代劇だろう。遠山の金さんにしても水戸黄門にしても、ある瞬間にすべてをひっくり返すところが快感な訳だ。追い詰められて追い詰められて、とことん追い詰められたのを全部ひっくり返す。それを見た途端に、相手の今までの価値観が全部ひっくり返る。その瞬間の快楽のために、耐えて耐えて耐えているのだ。そういう快感が引っかかりの快感、逆転の快感である。(P108)
本を読む快感
親は子供に「ためになる本」を与えようとしがちだ。しかし、ボクはこの「ためになる」という言葉にすごく違和感がある(中略)もう一回この本を読みたいなと思う時には、そういった類の快感がそう思わせていることが多い。大人も理屈ではないのである。(P110)
引用が長くなってしまった、どうも人間は繰り返しから生まれるリズムや、反復から生まれる流れに耐えて耐えて引っかかる(逆転される)のが好きな生き物なようだ。
これはグラフィックデザインにも言えることで、決まりごとを繰り返す「反復」、異なる要素の間で作り出す「コントラスト」はデザインの基礎原則だと、非デザイナー向け定番書の「ノンデザイナーズ・デザインブック 」にも書いてある。グラフィックデザインもまた人間の認知を利用して、人間の目に効果的に飛び込んできたり、理解させやすくするものだと思うし、グラフィックデザインも童話も共通点がありそう。
「0才〜3才までの子供は、人間の持っている一番プリミティブな部分で生きている。実はそこに大人になっても持っているものの原型がある。そういう意味では赤ちゃんは人間の原型だから、赤ちゃんが喜ぶものを見れば、そこに大人まで通じる作品のヒントがあると思うのだ(P102)」
この考え方は童話だけじゃなく、世の中のあらゆることに云えることだなぁ。どうしてハリウッド映画はあんなに観客を惹きつけるの(異論反論あるだろうけど)?とか、祭ばやしを聞くと身体が勝手に踊りだすのは何で?とか、誰でも考えたことあると思うけど、そのヒントは「人間のプリミティブな部分」にありそう。

童話とソーシャルゲームの共通点

例えば、「人間のプリミティブな部分」を利用している最近の例はソーシャルゲーム。
ソーシャルゲームをプレイしない人間の発想なので、間違った認識かもしれないけど、単純なクリックの繰り返しから変化を生み出したり、小さくユーザーに快感を与え続けたりすることで、ユーザーのゲームプレイにモチベーションを与えて、持続させて、プレイヤー自身はなんかよくわかんないけど面白いと感じる状況を作っているものだと思っている。
ガチャガチャも、ありふれたカードが出てもいつか珍しいカードが出るという事を知っていて、またそのカードでゲーム状況をいっぺんに良くできることもユーザーは理解しているので、その逆転の快楽を味わうために耐えて耐えてができる。(耐えられない人はお金払うことで珍しいカードが出やすくなる仕組みもあるんだよね?)
もちろんソーシャルゲームのおもしろさは、そんな簡単な事じゃないとは思うけど、ゲーミフィケーションが、人間のプリミティブな快感を利用するテクニックをゲームで体系化したものと云えるなら、やっぱり童話と共通していると思う。
個人的な意見だけど、人間のプリミティブな快感をパターン化して、応用して、ユーザーを動かして、お金も入ってきて、作り手は楽しいと思う。

最後に

きむら式童話のつくり方」は童話や小説に限らず、いろんなモノづくり、あらゆる物事に応用できる考え方がたくさん書いてあって、しかも流石売れっ子の童話作家だけあってわかりやすく退屈せずに読める本だった。
生活してて目に付くものに対して、どんな人間の快感のツボを押しているのかな?という事を考えながら過ごしていると、これ考えた人はすごいわ〜みたいな発見があって面白いし、自分が何か作る時に応用できると思う。
子供の読む童話を方法論で生むなんてクリエイターとは言えない」と思う人もいるとは思うけど、そうではないよ、という木村氏の持論も本書の最後の方でちょろっと書かれている、説得力あると感じたので自分がもし同じような批判をされたらパクろうと思った。
興味を持たれた方、ご一読をオススメできますよ。
Posted in 日記 at 11月 18th, 2011. No Comments.

はじめに

生活習慣を改善するということはとても大変ですね。朝早く起きるとか、毎日読書するとか、ジョギングするとか、部屋を奇麗に保つとか、やろうと思ってもなかなか習慣にならない事が多いです。

ここ数ヶ月意識的に生活習慣を改善するために、いろんなことを試しているのですが、その中のひとつ「iPhoneのカレンダーとEvernoteのチェックリストを使った生活習慣改善法」をご紹介します。

生活習慣を改善するには

何かしら習慣を自分のものにするためには、

  • なぜそれを続けるのか?という問いに答える目的
  • 具体的に何をどれくらいするのか?という決まった行動
  • そしていつそれをするのか?という決まった時間

この3つがそろって初めて習慣化の道が見えます。

ただ漫然とできれば、はじめから習慣を改善したいなどと思う人間にはなっていないはずですから。

決まった時間をiPhoneのカレンダーに登録

まず一日の行動をカレンダーに登録します。

できればこんな感じで、あらゆる行動をほとんどカレンダーに登録すると、カレンダー依存度が高くなって、決まった時間に決まった行動を起こしやすくなると思います。

「起床」や「ジョギング」などが決まった時間に登録されています。

iPhoneはいつでも手にしているので常にスケジュールをチェックして、今自分が何をする時間なのか?カレンダーを見ないとわからないくらいカレンダーに依存するのはおすすめです。ToDoやGTDもあまり使わなくなり、やることはすべてカレンダーに一元化するようにしています。いつ始めようか?と考える余地すら自分に与えません。

ちなみに、 青はプライベート、緑は家族、紫は仕事のための時間で別けています。これだと1日を何にどれくらい使っているか色面積で一目瞭然です。またカレンダーのイベントは1時間未満に設定せず、30分刻みとかにも配置しません。必ず0分〜59分の間を埋めるイベントを作成し、2時間以上かかるものも2つに別けます。これは学校の時間割のように、コマ制にすることで時間の区切りを意識するためです。予定した作業が早く終わればその分は休憩時間として使うので、ネットサーフィンとかにごっそり時間を削られることも減りました。

例えば、起床イベントをクリックすると

こんな感じです。

カレンダーの定期イベントのURLにEvernoteの特定のノートにノートリンクを張ります。このリンク先は、この時間帯にするべきルーチンのチェックリストがあります。

決まった行動はEvernoteにチェックリストとして登録

リンクをクリックするとEvernoteで該当のノートを開きます。いっつミラクル!

Evernoteからいちいちノートを探すのってメンドクサイんですよねぇ、これは便利。

ノートには、簡単な説明と何故自分がこれをこなすのか?という理由を書いておくと2ヶ月後くらいになって、やりはじめた動機を忘れてしまうなんてことも減るはず。

蛇足ですが、ノート先頭に内容を連想させる画像を100px四方くらいで張っておくと、ノートの内容を文章を読まなくても脳が理解できるし、集中力も上がると思います.

リスト表示の時はサムネイルになるので、より探しやすくなっておすすめです。

チェックシート自体は、普通のToDoになっています。使うたびにチェックを消して、ひとつづつ消し込みしていきます。

長いタスクリストはそれだけでやる気をなくすので、現実的で簡単なことを、順番や内容によって分類しておくと良いと思いますよ。

最後に

こんな感じで、iPhoneのiCloudとEvernoteを連動させた生活習慣改善方法をご紹介してみました。

iCloudもEvernoteも無料だし、意外と知らなかったテクもあったのではないかと思いますので、皆さんそれぞれのやり方に少しでも役立ててもらえたら幸いです。

まとめると

  • カレンダーに依存した生活をすることで、決まった時間に決まった行動を実行する体質にする
  • カレンダーのイベントとEvernoteのチェックリストをひもづけてやる
  • カレンダーもノートもクラウドなので、いつでもどこでも参照したり変更したりできる
Posted in 日記 at 11月 9th, 2011. 4 Comments.

人生がときめく片づけの魔法 」を読みました。

一度片づけたら、二度と散らからない方法」という触れ込みです。 読了後の感想は、確かに一度身体に染みつけば、部屋が散らかることはないかもしれないと思いました。

「片付けの魔法」を簡単に説明すると

  1. 捨てる
  2. モノに定位置を決める
  3. 使ったら定位置に戻す

と、これだけ書くと片付け系の定番すぎて何がそんなにすごいの?という印象になってしまう。 この本のポイントは捨て方の方にあって、自分が「ときめく」ものだけ残すという捨て方を徹底させるのだ。

つまり自分の愛着のあるものだけ身の回りにあって、どうでもいいものは捨てることで、好きなものに囲まれて生活できて幸せになれるわけだ。さらにどうでもいいものに定位置を決めるのは面倒くさいが、好きなものに住所を決めてあげるのは比較的簡単だろう。本の通りに捨てればモノは半分以下になると思うし。

断捨離という考え方があって、こちらも整理術のひとつにあげられるが、こちらはモノへの執着を断つことが前提になっているらしいので、同じモノ捨て系でもモノへの執着ありまくりの「片付けの魔法」とは真逆の考え方といえる。断捨離は修行みたいなものなので、よほど自分を律する必要がある人以外は、とりあえず「片付けの魔法」の方がとっつきやすいと思う。

実際に読んだ後に、本に従って自分の洋服を整理してみた、かなり少ないつもりだったが、それでも半分くらいになった。衣装ケースが2つくらい丸々空いたので、いつも行き場がなかったモノを入れることができてスッキリ。効果はあると思う。 この本は著者のバッドノウハウから生まれたストーリー形式になっているので、読み手の心に響きやすいし、実際使えるテクニックが豊富なので、片付けに困っている人は一読をオススメします。

Posted in 日記, at 11月 2nd, 2011. No Comments.