先月末をもって、株式会社葵を退職し、今月から株式会社Syunに転職しました。今後ともよろしくお願いします。
こんなスレがありました。 やる夫がWEBデザイナーになるようです
僕もこのやるおと同じくらいの時代からWEB業界にいます。思えば10年、当時と今では状況が大きく変わってしまいました。
当時の僕は単なるHTMLオペレーターで、つい2〜3年前までの肩書きはWEBデザイナーでした。 簡単に見積もっても6〜7年はデザイナー(HTMLコーダー)だったわけです。
- なぜプログラマになったのか?
- どうやってプログラマになったのか?
ちょっと振り返ってみたいと思う。 今デザイナからプログラマになりたいと思っている人の参考になれば。
何故プログラマになったのか?
もともとプログラマ気質
振り返ると僕はもともとプログラマ気質でした。 最初にホームページを作ったときは、デザインよりもHTMLでレイアウトを制御する事に夢中になったし。テーブルでドット絵を描いて、誰にも見せずひとりで喜んでいました。 今までデザインしてきて、一度だって改心の出来と思ったことはありませんでしたが、コード(HTMLでもJSでも)を書いているときは、いつでも「うはwwww俺天才wwww」と思っていました。
ハッカーな友人
最初の会社で知り合った人が、ハッカー気質でした。 彼が僕にハッカーの素晴らしさを教えてくれました。
・Slashdot.jpが面白いとか ・PHPが流行るからやれとか(PHP4になったころだった) ・PythonとZopeが流行るからやれとか(Zope(笑))
彼がいなかったら、僕はいまだにWEBデザイナーをしているか、ハローワークで職を探していたことでしょう。
最大の原因はモチベーションの差
しばらくデザインもプログラミングもできる赤魔導士としてやっていました。 隙間産業ってやつで、それはそれで結構仕事がありました。 しかし仕事をやっていると明確に、モチベーションが影響してきました。
例えば同じ10万の仕事があったとしたら、デザインは死ぬほど苦しくて、プログラミングは侵食を忘れるほど楽しい と思うくらいモチベーションに差が出てしまいました。
デザインにおけるオリジナリティは、まんまアウトプットされてしまいますが プログラムにおけるオリジナリティは、コードの中に隠蔽されるので 常に自分のオリジナリティを埋め込める(ナイスな設計だとか、クールなアルゴリズムだとか)ことが 楽しさにつながっていると思います。
お金をもらって、夢中になれるのだったらそれをずっと続けていたいという思いから どうやったらデザインの仕事を切り捨ててプログラマになれるのか?そんな事ばかり考えるようになりました。
どうやってプログラマになったのか?
仕事に使える技術を勉強する
とにかく誰に頼まれるでもなく勉強しました。 最初はPHPとかだったような。趣味でLinuxのサーバを立てたりもしました。
一番結果が出たのは、FlashのActionScriptでした。 Flashならデザインの仕事の中でもよく使うし、モーションデザインを施す際に プログラミングが必要でしたから。
こうやって、ちょっとずつ勉強して今やっている仕事に使えることを増やしていきました。
狙いを定めて極める
次第にActionScript2だけに勉強を集中するようになりました。 Flashをするために、Javaのデザインパターンの本を読んだり 良いコードを書くために、勉強することを惜しみませんでした。
その結果、自分の中でデザインよりもプログラミングの方が高い水準になったと思えるようになり Flash開発者としての仕事が増えていきました。
さらなるステップ
そんなこんなでプログラマとして、フリーランスを辞めて転職しました。 より多くのプログラミング時間を獲得するためだった、といっても過言ではありません。 とにかくデザインする時間を完全に排除したかった。
そこで1年ほどFlash開発者として仕事をさせてもらいました。 ただ僕の目標はFlash開発者になることではないので、 転職し、今後はもっとサーバサイドな言語もやっていく事になりました。
結局のところ
そろそろまとめます。 言いたい事をひとことでいうと 「プログラミングが大好き」 という事です。
スティーブ・ジョブスも「好きなことを見つけろ、けして立ち止まるな」と言っていましたが まさに僕にとってのプログラミングがそれだったということです。
僕のようにデザイナとして業界に入ってしまったけれど、本当はプログラミングが好きかもしれない。 プログラミングが好きだけど、自信がない という人は結構多いんじゃないかなと思います。
そういう人は、自分が本当にやっていて楽しいものは何か?考えてみてほしい。
ちなみに僕の目標は、「徐々にCPUに近い言語を覚えていって、死ぬまでにOSを書く」です。 一歩一歩やれば、いつかできるだろうと思っているので 当分プログラミングへの情熱は冷めないはず。