Flash、Flexデベロッパの僕から見て、Silverlightって何なのか? ちょっとまとめてみました。間違っている部分もあるかと思いますが、あしからず・・。 ちなみに、僕はMicroSoft系の言語はさっぱりです。VBはおろか、エクセルのマクロだって使えませんよ、はい。

Silverlightってどういう技術?

  • ブラウザ上でリッチインタラクティブアプリケーション(RIA)を実現する。
  • Windows、Macで動作。クロスプラットフォーム。(LinuxではMoonlightプロジェクトにより動作可能となるらしい)
  • Webブラウザ用プラグイン、IE、FireFox、Safari対応。

これだけ見ると、Flashと変わらないような気がするよね。うーん。

Silverlightのメリット

  • 強力なマルチメディア関連のサポート
    • ハイビジョン相当(HD 720p)の動画を配信可能
    • デジタル著作権管理(DRM)
  • 開発言語の選択が可能
    • C#
    • C++
    • VB
    • Python
    • Ruby
    • JavaScript
  • .Net Frameworkベース。
    • 開発者の絶対数が多い

大手GyaoがSilverlightを採用したニュースは、ご存じのとおり DRM対応ってのはポイント高いですね。 しかしFlashだって、H.264 HDにまで対応するので、画質的な差はほとんどないんじゃなかろうか・・。

Silverlight1.1からCLRが含まれ、「.NETプラットホームのサブセットをブラウザから使える」とのこと。

この辺よくわからなかったんですが、.NET標準のUIライブラリなんかが利用できると考えていいのかなぁ? 開発の言語を選べるというのは、結構素敵なんですが 実際同じプロジェクトみんなが使える言語となると、自ずと選択肢が決まってくる気がするのですげーメリットっていう感じでもないな。

開発スタイル

  • 普通のテキストエディタで作る
  • Visual Studioを使って開発
  • Expression Blendで開発

簡単なサンプル程度なら、ランタイムをいれて、テキストエディタでも十分開発可能です。 でもギャラリーの「Page Turn」のサンプルソースコードを見ると あの程度でも、結構膨大なソースなのでちゃんとしたものを作ろうとしたらBlendとVisual Studioは必須なのではないだろうか。

実際の所どうなのよ?

Flex2とSilverlightの公式サンプルアプリケーションをざっと見比べてみる。

Silverlightのサンプルページ http://silverlight.net/community/gallerydetail.aspx?cat=3 http://silverlight.net/community/gallerydetail.aspx?cat=4

Flex2のサンプルページ http://www.adobe.com/jp/devnet/flex/

う~ん。エンタープライズなアプリケーションを現段階のSilverlightで開発するのは 果てしなく難易度が高い気がするんだが・・。

Flexの良いところは、高度なUIコンポーネントが標準で用意されていて しかもスキンの変更なんかが楽ちんなところにあると思う。 SilverlightはどこまでUIコンポーネントが用意されるのか、興味津々ではある。

一応作ったサンプル

さすがに何も作らないという訳にもいかないので、申し訳程度に、サンプルを作りました。

円のオブジェクトがロールオーバー、ロールアウトに反応して、色が変わるという ものすごく朴訥としたサンプルアプリケーションです。 当然ながらSilverlightのランタイムがないと見れないので インストールしてない方は、こちらからインストールするべし。

見る ソースをダウンロード

まとめ

今のところ、SilverLightはFlashほどグラフィックとアニメーションに強い印象もなく Flexほどエンタープライズに強い印象もなく、中途半端な感じ。 Flexの方はJava開発者の流入が多いみたいだけれど、Silverlight(WPF)には.Net開発者が中心になるんだろうなと。

参考サイト

Microsoft Silverlight: Light Up the Web ふるにゃん - 初めてのSilverlight 1.1α + Expression Blend β2(取っ掛かり編?) 「GyaO」がSilverlight採用へ 映画予告編でテスト配信

Posted in flash, flex, silverlight at 9月 21st, 2007. No Comments.